しばらくタイベックスの紙に包まれていたザ・たたみハウスも、黒い紙で覆われ、その上にメタルラスが張られました。
いよいよ、モルタルの塗り工事が始まります。
"希少生物"的な左官職人さんの仕事がとても楽しみな、たたみハウスです。
気になったので、「ラスモルタル塗り」というものを調べてみました。
ラスモルタル塗りとは、左官工事で、メタルラスやワイヤーラスなどのラス下地にモルタルで下塗り、または 仕上をすること。
とあります(引用:住宅建築専門用語辞典「ラスモルタル塗り」)。
畳ハウスのラス下地は、どうやらメタルラスらしい。この金網にモルタルを塗りつけてゆくわけですね。
ラス下地。調べてみると、やはり奥が深い。
このラス下地、なんでも良いってワケじゃないのですね。当たり前ですが。
難しい話は素人には分かりませんが、素材、角度も大切。このメタルラスを留めるホッチキスの針の大きいものをタッカー針と呼ぶらしいですが、このタッカー針の間隔にも意味があるらしいです。
改めて素人知識を付けて写真を見てみると・・・。ザ・たたみハウスは、たぶん大丈夫そう。
大丈夫そうという判断も、素人の判断なので何の意味も持たないのですけれど・・・。
写真をそういう観点で撮っていたワケではないのですが、振り返るときに役に立つのだと思いました。
「信頼のおける方に施工を頼んであれば、うっかりミスでもしない限り大丈夫」
・・・なんて考えのザ・たたみハウスの住人としては、ここに至るまで、大工さんらの仕事について、なんら心配していなかったのですが、現場監督よろしくチェックに余談のないお施主さんもいらっしゃるようですね。
手抜きも横行する世の中なので、無理もないと思いますが。
ただ、素人が見ても何も分からん・・・ような気がするので、そもそも信頼のおけない人に仕事は頼まないというのが、一番の安心だと思いますが。
ちなみに、メタルラスを留めるタッカー針の間隔は、「推奨70mm、種類によって異なる」というのが正しいようで。
種類によって異なったら、素人にはさっぱり分からないわけで、やはり、信頼して任せるのが一番でしょうね。
きちんと留めていないとモルタルが浮いてくるらしいのですが、そんなの逆に、後々面倒じゃないのかな。クレーム対応とかで。
ああ、そうか。悪質な業者さんはクレームに対応もしないのか。合点。
ただいま、ザ・たたみハウスは網に包まれています。