さて、先日、保険屋さんからお話を聞いて、素人ながらにいろいろと勉強している火災保険ですが、35年一括払いではなく、1年払いにしたらいくらになるのかお尋ねしてみました。
早速、お見積もりを下さったのです。感謝。
これを月換算にすると・・・
1年払いは、およそ6,000円/月
5年一括払いは、およそ4,300円/月
35年一括払いは、およそ2,800円/月
おお、こんなに違うとは!
そこで、こんなことを考えて計算をしてみました。
1年払いで35年間支払った場合、252万円。
5年払いで35年間支払った場合、180万円。
35年払いの場合、117万円。
1年と35年の差:135万円
5年と35年の差:63万円
35年一括で117万円を支払うというのは、117万円を貯蓄して35年目に、1年払いの場合は135万円、5年払いの場合は63万円の利子が増えたことになりませんか。
つまり、
運用年数: 35年
初期金額: 117万円
目標金額: 252万円/180万円(1年払い/5年払い)
ということです。
計算すると、複利運用で必要な年利回りは・・・
1年払いの場合:年利2.216%
5年払いの場合:年利1.238%
エクセルを使って、ない頭捻って計算していたら、こちらに便利なものがありました。
ちなみに、ソニーバンク10年もの円定期貯金の金利は、本日0.779%。
元本金額117万円を年利0.779%で35年間預けた場合、元利合計153万円。運用益36万円なり。
現在の金利で考えると、預金するよりも火災保険に"預けたほうが"運用益があるということですね。
もっとも、使途が違いますが・・・。
ただ、火災保険も途中で解約するという手もありますね。
生命保険のようなイメージでいると「中途解約は大損」というのが常識のような気がしますが、火災保険は様子が違うのもあるようですので。
参考)セゾン『じぶんでえらべる火災保険』「保険を途中でやめたら支払った保険料はどうなりますか?」
こうなってくると、火災保険の解約返戻金なども調べないといけませんね。
ますます、難しくなったザ・たたみハウスの火災保険選びは続く。