何をもってして「普通」というか、それを説明するのは容易ではありませんので、どうしても、ストローベイルハウスとの比較を持ち出してしまいます。
(ただし、それも「ザ・たたみハウス」に限ってのことで、たたみハウス全般を指しているわけではありませんので誤解なさらぬよう。)
しかし、この普通さがゆえに可能性がある、とも考えています。
普通=大多数と考えれば、このちょっと変わった家は、大勢の方にも受け入れられる建物です。あなたも、ザ・たたみハウスを手に入れてみませんか?・・・なんてね。
●ザ・たたみハウスの普通さ具合~その1~
建築コストは一般的な注文住宅と同じでした。
何をもってして一般的と言うのかはこの際ぬきで。
また、ストローベイルハウスが高コストというわけではありません。・・・いや、ストローベイルハウスを建てたわけではないので、コストについては比較できません。分かりません、というのが正しい答えかと思います。
●ザ・たたみハウスの普通さ具合~その2~
土日に仕事に行っていても、数か月で家が建ちます。
つまり、大工さんが建ててくれます。
もっとも、ストローベイルハウスが全てセルフビルドとは限りませんので、土日に家づくりに励まぬとも大丈夫ということもあります。
●ザ・たたみハウスの普通さ具合~その3~
原材料が畳ということで、比較的入手しやすいです。
ストローベイルの原料もそこらじゅうにあるといえばあるのですが、自分が稲作をやっていたり、河川敷の近くでアシ、ヨシが潤沢にあるとか、ススキ原だとか、いずれも身近に原料がない限りは、遠くから運んで来なくてはなりません。
原料の確保というのは予想以上に難題だったりしますね。コストのこともありますし。
ちなみに、この頃では畳の原料となる藁も、農業の機械化により入手しにくくなっているそうです。このことについてはまた別の機会に。
というわけで、これといった決定打があるわけではありませんが、なんとなくの普通さ具合がタタミハウスの可能性を感じさせるのです。
くどいようですが、ザ・たたみハウスに限っての話です。