メリットを考えたらデメリットも考えないといけないような気分なので、いちおう、タタミハウスのデメリットも考えてみます。
今のところ分かっているのは、過去にやっていないことをすれば手間(=コスト)が掛かるだろうということです。
ただし、これは設計士さんや大工さんらのご経験や工夫等々により一概に言えません。ザ・たたみハウスの場合も、かなり頑張っていただいていると傍で見ていてそう思います。
あとは住んでみて、経年とともにどのような問題が生じるか、それを待ちたいと思います。(・・・決して、心待ちにしている訳ではありません)
設計士さんとしては、そうならないよう手を打っておられると思います。
先述の「ザ・たたみハウスのメリットについて考える」でも、手放しに良いことばかりを書いてはおりませんので、このサイトを見てタタミハウスを建ててみたものの・・・という不幸な人を生むことはないとは思いますが、一応、デメリットを考えてみました。
が、現在建築中(2010年8月)ということもあり、今のところ露見しているデメリットらしいデメリットは、設計士さんや大工さんの手間が掛かることぐらいしか、分かっておりません。
想像をめぐらせれば、このザ・たたみハウスでは「稲わらサンドイッチ畳床」を使っています。
この「稲わらサンドイッチ畳床」にはポリスチレンフォームなどの化学素材が使われており、ポリスチレンフォームの場合、シックハウスの原因となると言われている物質「スチレン」が揮散している可能性もあります。
・・・とすればリスクです。
もちろん、藁100%の本畳床を使えばこのようなことは起こりませんが、一方で、藁には防虫加工が施されている可能性があります。
もっとも、防虫加工をしていないとなると、ダニやノミの温床になる可能性も…。
というように、この問題は奥が深いので、機会があれば想像を巡らせて書いてみようと思います。