健康に良い
とか
冬暖かい
夏涼しい
とか
自然にやさしい
などなど・・・家というものには何かしらのメリットがなければいけないのか!
と、ちょっと反発したくなるのは・・・自分だけですか?
だけですね。
ザ・たたみハウスのメリットについて考えてみました。
●たたみハウスのメリット~その1~
涼しいかもしれない。
夏の現場を迎えているザ・タタミハウスです。
大工さんからは涼しいと言われております。
それも検証してみないことには明言できません。せっかくの新築の家の壁に、何を思ったか、畳を入れてしまった施主を気の毒に思って、そう慰めてくださっているのかも知れませんしね。
●たたみハウスのメリット~その2~
環境にやさしいかも知れない。
廃棄される予定だった古畳を壁材として再利用できれば、それはおそらく環境にやさしい住宅といえるかも知れません。
この環境云々については、即座にそういえるかどうかについて難しいところがありますが。
重い畳を不効率に回収して現場に運ぶことに使われるエネルギーを上回るものがあれば、立派な環境配慮型の家づくりといえると思います。
当然、調べておりません。
●たたみハウスのメリット~その3~
畳を沢山使う。
畳屋さんには純粋に喜んでいただけたと思います。
それが新畳であったならば。
新畳を使ったタタミハウスの建設が増えると、畳の需要は高まります。おそらく。
●たたみハウスのメリット~その4~
面白い。
家づくりは愉快であれば、いっそう幸せなことです。
とどのつまりは、これに尽きるかもしれません。ザ・たたみハウスの場合は特に。
そもそも藁の家を建ててみたくて始まった話ですので、藁である畳を壁材に使えたことで満足しているのです。
「畳でも壁ができるんだ、面白いね」というのが、設計士さんも自分たちも思っていることです。
家づくりは面白くなくては・・・というのも人それぞれでしょうが・・・。
・・・以上のように、メリットらしいメリットは、今のところこのザ・たたみハウスにはありません。
しかし、これから住んでみて、いろいろと分かってくることもあるかもしれません。
また、タタミハウスというものはアイデアと工法次第では発展性があるように感じます。実際、自分たちの知る長野県富士見町の建築工房 藁 わら waraさんのタタミハウスは自分たちのものとは随分違うようです。