ザ・たたみハウスの出発点はストローベイル・ハウスです。
といっても、たたみハウスの構造などがストローベイルハウスの系統という意味ではなく、施主の自分たちが「ストローベイルハウスを建てたい」と設計士さんに相談したところから始まるという意味で。
結局、ストローベイルハウスは諦めることになったのですが、「家を建てる」ということは、お金の面でも、手間のことでも、大きな決断が必要になりますね。
ある意味、重い腰をあげるというか・・・。(ひとそれぞれでしょうが)
別段、家を建てることに対して大きな動機がなかった自分たちにとって、ストローベイルハウスとの出会いは大きかったと思います。「こんな家を建てたい」という動機が生まれたという点では。
ザ・たたみハウスは、そんな過程の延長線上にあるのです。
ストローベイル・ハウス。
建てたばかり(厳密には建てている最中)のタタミハウスを前にして言うのも変な話ですが、ストローベイルは憧れの住宅です。
もともと自分たちは、ストローベイル・ハウスを目標に家づくりの構想を立てていました。
そもそものきっかけは、今から十年ほど前に遡り、とあるテレビ番組(今調べると「わら一本の革命」(TBS系)2001年だと思います)で紹介されていた藁の家、ストローベイルハウスを知ったことでした。
詳しくは、その筋のウェブサイトや書籍にてお知りになっていただければと思いますが、ストローベイルハウスというのは、面白い家だと思います。
「こんな家いいな」という単純な思いに駆られて、家づくりがはじまりました。